投稿日: 5月 1, 2012 at 10:34 am
現在、多くの学生が厳しい就職活動で嘆いている中、薬学部生の需要が拡大していると、読売新聞が伝えています。
2006年入学生から薬学部は6年制に移行。そのため、薬剤師国家試験合格者は、2009年(4年制最後の入学生の大半が卒業した年)に1万1301人を数えたものの、2010年には3787人、2011年には1455人と激減し、人材供給がストップしてしまったことが今回の需要拡大の大きな要因といえます。このことから、今春卒業した6年生の1期生には求人が殺到したそうです。
日本大学薬学部では、6年制移行前は8、9割だった就職率が、今春はほぼ100%を記録。4月に入ってからも、人手不足の地方病院などから求人が寄せられているとのこと。
他大学も同様らしく、横浜薬科大学の担当者は「人気の就職先は病院などだが、規模を拡大しているドラッグストアからの求人が多く、薬剤師免許を取得して就職できない学生はいない」と述べています。また、城西国際大学薬学部でも、3月に就職活動を始めた学生が4月から仕事に就けたとの報告が出ています。
今月、大手ドラッグストアの面接を受けた昭和薬科大学の学生(23)は「4月前で5年生なのに、就職先が事実上決まった薬学部生もいる。人気のある製薬会社は別にしても、就職試験で落ちるのがおかしいぐらい」と話していたそうです。
投稿日: 1月 6, 2012 at 8:13 pm
2月に岡山大学薬学部が「救急薬学分野」の研究室を新設し、全国で初めて災害現場で医師とともに救急医療に従事する薬剤師の養成に乗り出すそうです。
岡山大学病院が昨年10月に重症患者を受け入れるために開設した「3次救急センター」で、救急薬学分野を学ぶ学生や大学院生の実習を行うとのこと。
東日本大震災後、同病院は岩手県陸前高田市などに医師や看護師を派遣し、薬剤師も同行しました。
その際、多くの患者がカルテや薬手帳を津波で流されてしまったため、慢性疾患患者への投薬についての判断や薬剤の素早い選択、薬の飲み合わせなどに高い知識が求められたそうです。
そのため、このようなケースに対応でき、医師へ的確に助言できる「救急薬剤師」の育成を決めたとのこと。
いずれは病院や薬局で働く薬剤師の再教育も行う予定だそうです。
(参考:読売新聞)
投稿日: 10月 10, 2011 at 4:21 pm
北海道新聞によると、来春から北海道大学と帯広畜産大学で「共同獣医学課程」が開設されるそうです。
8日、両大学の学長が協定書に調印しました。
同課程の名称は「北海道大学獣医学部・帯広畜産大学畜産学部共同獣医学課程」。専門の必修科目140単位のうち36単位が共通科目となります。
両大学の獣医学の学生(ともに1学年40人、6年課程で240人)が、共通の講義や実習などを受講。学生は入学した大学が在籍先となりますが、取得する学位は両大学の連名になるとのことです。
他大学と連携して「共同課程」を開設するのは、両大学の特性や強みを生かして人材を育成することが主な目的で、いくつかの他大学でも計画されているそうです。
なお、10月中旬以降に来年度の入試募集要項が両大学から発表されるので、獣医学を学びたい方は是非、チェックしてみてください。
投稿日: 9月 25, 2011 at 4:29 pm
神奈川新聞によると、本日、神奈川県横浜市で「大学進学フェスタ2011 in YOKOHAMA」が開催されたそうです。県内外から105校もの大学の情報が一度に知ることができるとあって、高校生や保護者ら約5200人が来場しました。
会場には入試相談や模擬授業のブース、合格祈願の絵馬を飾るスペースが並び、大学で学ぶ内容を実際に体験できるコーナーも用意されていたとのこと。授業内容が体験できるコーナーでは、横浜市立大学医学部の手術で使う器具に触れられる「外科手術を体験しよう」などが人気を集めていたそうです。
参加した高校生は、「たくさんの大学の情報を一度に得られる貴重な機会。今後の参考にしたい」と感想を述べていました。
投稿日: 9月 20, 2011 at 4:31 pm
読売新聞によると、茨城県の人口10万人当たりの医師数が全国で2番目に少ないそうです。また同じ茨城県内でもつくば地区と常陸太田・ひたちなか地区では4倍近い医師数の違いがあり、地域間での医師の偏在が目立っています。
この問題の解消のために、茨城県は早稲田大学に新設医学部の誘致候補地を笠間市に打診しているとのこと。
茨城県の橋本知事は今年6月下旬、早稲田大学の鎌田総長に新設医学部を誘致する文書を提出。その中で、知事は500床の中央病院、283床の精神科専門のこころの医療センター、リハビリテーションセンター及び中央看護専門学校の4つの県立医療施設に近い県畜産試験場跡地をキャンパス候補地として上げています。そして、これらの施設が大学の研究に活用できること、また1時間ほどで東京から通学できる立地の良さを強調しています。
早稲田大学側も医学部の新設を悲願としていることもあり、両者間の思惑は完全に一致。すでに協議が始まっているそうです。
ただし、1979年以来、国が大学の医学部新設を認めておらず、国の政策転換が茨城県と早稲田大学、双方の医学部新設の鍵となっています。